息子ブログ9 左肩が痛い②
雨の中、車を走らせて整形外科に到着した。
そんなに広くない駐車場にも空きがある。雨の日で人が少ないんだろうな。
左腕がしびれているし、診察までの時間が短くなるので好都合だ。
マスクを装着して病院に入る。
入口で足でペダルを踏むとアルコールが出る消毒液で手を消毒する。便利でいいよね。
受付で診察券を提示すると問診票を渡された。
ここは何年か前にでん部を痛めて来たことがあるのである。
問診票に症状を記入して提出する。
待っている間もずっと左腕がしびれている・・・ドラクエなら何ターンか戦えない状態だな、とアホなことを考えていた。
人はなぜピンチの時に限ってしょうもないこと想像してしまったりするのだろうか?
マツコ・デラックスあたりに聞いてみたいものである。
「息子さーん、どうぞ」と看護士に呼ばれ診察室に入る。(実際はもちろん名前で呼ばれます)
先生は50代前半と思われるが、短髪で無精髭を生やし丸眼鏡を掛けている。
おそらくジャン・レノに影響を受けたスタイルなのだろうが、
当然ながら本物とは全然違い、どちらかといえばコロチキのナダル寄りである。
まあいいか。
症状を伝えるとすぐにレントゲンを撮ることになった。
撮影後すぐに診察室のディスプレイに私息子の骨が表示されていた。
昔はレントゲン撮影にすごく待たされたよね。効率が上がっててよろしい。
「骨には異常ありませんね。骨の変形からくる痛みではないです。」と先生。
曰く、老化が進行すると骨が変形して神経を圧迫することがあるらしい。
・・・いやいや先生、自分まだ40代前半なんですけど!
と心の中でツッコミを入れたが先生の話は続く。
「MRIを撮影しないと分からないですけど、長年の経験からいうと頸椎ヘルニアの疑いがあります。」
・・・はい、でました。
・・・やっぱり
・・・やっぱりそうですか!自分頸椎ヘルニアなんですかーっ!
ついに出た「頸椎ヘルニア発言」に私息子の頭は真っ白になりました。
「まずは薬を出します。MRIを取りますので来週また来てください。」
と言われ診察が終了。
会計を済ませ駐車場で以前頸椎ヘルニアになった友人Bに電話する。
「左肩が痛くて腕もしびれてるから病院来たんだけど頸椎ヘルニアの疑いが
あるって言われちゃったよ。」と言うと、
「まじか!以前俺もなったよ!頸椎ヘルニアはきついぜーっ。薬飲んだり首引っ張ったり
したけど全然治らなくて、結局手術して首にチタンのプレート入ってるよ。」
と興奮気味に話す友人B。
・・・しゅじゅつ
・・・手術
・・・手術するんですか私は!!!!!!
このままだと手術するかもしれんの!?
絶対いやなんですけど!!!!!
帰りの車の運転中、外はまだ雨が降っていましたが
私息子の心の中はどしゃ降りだったのでした。
ガーン!
(次回に続きます)
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